まさに奇跡!倒れそうで倒れない「ピサの斜塔」

「ピサ」と聞いて思い浮かぶのは「ピサの斜塔」ではないでしょうか?世界中で最も有名な塔のひとつと言っても過言ではないでしょう!
あの塔はどうして傾いてしまったの?それはいつから?そんな疑問や不思議のつまった、人々を魅了してやまない魅力たっぷりの斜塔についてご紹介します。

まさに奇跡!倒れそうで倒れない「ピサの斜塔」

「ピサ」と聞いて思い浮かぶのは「ピサの斜塔」ではないでしょうか?世界中で最も有名な塔のひとつと言っても過言ではないでしょう!
あの塔はどうして傾いてしまったの?それはいつから?そんな疑問や不思議のつまった、人々を魅了してやまない魅力たっぷりの斜塔についてご紹介します。

更新日:2019/5/18

TripFever事務局

傾きはじめたきっかけは...?

ピサの斜塔が傾きはじめたきっかけは...?ピサの斜塔が傾きはじめたきっかけは...?

蹴ったら傾いちゃった...?

一番の疑問、なぜピサの斜塔は傾いているのでしょう?

斜塔の建設は今から800年以上前の1173年に始まりました。完成したのは1372年ですから、2世紀にも渡る長い年月をかけて建設されました。
当然、建設当初は傾いた塔にする予定はなく、イタリアの澄み切った空に天高くまっすぐ建てられ、本来の鐘楼としての役割を果たすはずでした。
しかし、かつて海洋国家として繁栄したピサの地盤はとても軟弱だったため、繁栄の象徴として建てられた鐘楼でしたが、建設を始めてから間もないうちに傾きはじめてしまいました。本来であれば工事はその時点で中止になるところですが、そこはイタリア人の独特の感性と思い切りの良さにより、傾いたままの状態で工事が再開され、徐々に傾きを戻していくという驚きの工法をとりました。その結果、バナナのようなカーブを描いた不思議な塔が完成しました。

ピサまでの行き方

イタリアのバスイタリアのバス

イタリアのバス

ピサの町はトスカーナ州の西側、ティレニア海に面しています。

ピサにも空港はありますが日本からの直行便は残念ながら出ていません。成田空港から直行便で行くことができるローマ・テルミニ駅 (Roma Termini)、ミラノ中央駅 (Milano Centrale) からは共に電車で行くことができ、どちらからもおよそ3時間で到着します。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 (Firenze SMN) からでしたら、乗り換えなしで1時間ほどで行くことができます。
降りる駅はどこから向かった場合にも、ピサ中央駅 (Pisa Centrale) が行きやすいと思います。そこからピサの斜塔があるドゥオーモ広場 (Piazza del Duomo) までは、バスか徒歩で移動します。

バスの場合は、市営バス (CTT) で10分ほどで到着します。切符はバスに乗る前に駅もしくは近くのタバコ屋 (Tabacchi) で購入しておきましょう。イタリアのバスは乗車したら、必ず切符を乗降口近くにある刻印機にすぐに通してください。これをしないと切符を持っていても無賃乗車とみなされて罰金を科せられてしまうので、乗車の際はくれぐれもご注意ください。

斜塔から電車の最寄駅を調べるとピサ・サン・ロッソーレ (Pisa S.Rossore) という駅が見つかると思いますが、どこから行っても乗り換えが増える可能性が高いため、海外の電車で乗り換えに自信のない方は、ピサ中央駅 (Pisa Centrale) を利用することをおすすめします。

登ってみると驚くほどに実感!!

ピサの斜塔の階段ピサの斜塔の階段

ピサの斜塔の階段

ピサの斜塔は見るだけではなく実際に登ることができるので、時間に余裕のある方はぜひ登ってみてください。

塔は大理石の階段が螺旋状に頂上まで続いています。斜塔というだけあって、まっすぐ登っているつもりでも、塔の中にいると傾いている方向がよく分からず、自然と壁の方に体が引き寄せられてしまい、しかも登るにつれてそれが左へ右へ変化するので、他では味わうことができない面白い体験ができます。また、階段を見ると真ん中ではなく左右のかたよった場所が大きくすり減っていることに気づきます。600年以上もの歳月で、世界中から訪れた人々の足によって大理石ですら削れてしまうことに驚かされます。

地上から見上げた時には気づかないのですが、どんどん登っていくと大きな鐘が目の前に現れ、この塔が鐘楼であったことを気付かせてくれます。頂上はさらにその上にあり、最上階はドーナツ状になっていて、塔の中心は大きくくり抜かれて空洞になっています。内側と外側にはフェンスが付いていているのですが腰くらいの高さしかなく、頂上では想像以上の傾斜を感じるので、フェンスを思わず握りしめたくなってしまいます。
頂上からはオレンジ色で統一された瓦屋根が並ぶ綺麗な町並みを見下ろすことができ、とても素晴らしいピサの景色が広がっていますので、ひとり18ユーロとちょっと高めの入場料となっていますが、それ以上の価値があると思いますので、ぜひ登ってみてはいかがでしょうか?

ピサの斜塔の登り方

ピサの斜塔の登り方ピサの斜塔の登り方

斜塔の登り方

塔に登るためには先にチケットを購入する必要があります。予約は日本からネットで簡単に行うこともできますし、その場でチケットを購入することもできます。ドゥオーモ広場にあるチケット売り場は塔の入り口ではなく、北側にある黄色い壁の2階建ての建物の1階にあります。「Tickets」の文字が書かれたプレートが入り口にあるので、すぐに分かる思います。
時間ごとに入場可能な人数が制限されていて、1グループあたり40人まで、入場時間は30分間となっています。やはり大勢の観光客が一度に登ってしまうと倒壊する恐れがあるということでしょうか?!

登るときにはバッグ等の持ち込みは禁止されているため、チケット売り場から向かって左側にあるクロークルームに荷物を預けるようにしてください。実際に登ると分かりますが、通路はとても狭いので邪魔になりますし、頂上は想像以上の開放感があるのでこの斜塔で「物体の落下法則」を発見したガリレオ・ガリレイ (1564〜1642) と同じ実験をうっかり行ってしまうことになるかもしれません!(この有名な逸話は実際には作り話だったようですが)ただし、カメラやビデオカメラは持ち込みが可能ですので、思う存分インスタ映えする写真を撮ってください!

見どころは斜塔だけではなかった!

ドゥオーモ広場は奇跡の広場ドゥオーモ広場は奇跡の広場

ドゥオーモ広場は奇跡の広場

ピサは斜塔があまりにも有名で他にどんなものがあるのかご存じない方も多いのではないでしょうか?

斜塔のあるドゥオーモ広場は奇跡の広場 (Piazza dei Miracoli) とも言われており、他にも大聖堂と洗礼堂が建っています。さらに広場からは気付きにくいのですが、北側には墓地 (Camposanto) もあり、これら4大建築は1987年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。この広場は緑が鮮やかな芝生で一面覆われていて、その中に斜塔と大聖堂と洗礼堂が建ち並んでおり、芝生の緑と大理石の白、そして澄み切った雲ひとつない真っ青なイタリアの空のコントラストが本当に美しく、天気のいい日は芝生でのんびり寝転んでいる人も多くいます。まさに奇跡の広場という名がぴったりです。

本来の主役はこっち?!

ピサの大聖堂の内観ピサの大聖堂の内観

ピサの大聖堂の内観

イタリアの町にはどこに行っても必ずと言っていいほど大聖堂があります。

ここピサの大聖堂は、ロマネスク様式で建てられた12世紀初頭の典型的な建造物で、当時のトスカーナ地方における聖堂建築の代表とも言えるものでした。建物全体が大理石でできていてとても美しいのですが、近くで見てみるといろいろ異なる模様や文字の入った石が組み合わさっていることに気付くでしょう。これは古代ローマ時代に使用されていたもので、それをリユースしています。そんな昔の時代からそういった取り組みをしていたとはとても興味深いですね。
この大聖堂の東側に建てられたのが鐘楼であるピサの斜塔ということになり、あくまで大聖堂に付随した建造物ということになります。ガイドブックなどでは斜塔の方が圧倒的に大きく取り上げられ、知名度もみなさんご存じの通りですが、間近で見ると大聖堂のその存在感にはただただ圧倒されます。

最後に

写真スポットになったピサの斜塔写真スポットになったピサの斜塔

写真スポットになったピサの斜塔

今回はピサの斜塔をご紹介しました。本来建てるべき場所ではない土地で工事を始めてしまった当時の職人たちは、600年以上も経過した現代においてもなお、その傾きを維持したまま同じ場所に建っている姿を果たして想像できたでしょうか?今のこの姿を見たら、誰よりもきっと驚くことでしょう。
そんなピサの斜塔をみなさんもぜひ一度、ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか?

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