空飛ぶランタンに願いを…「十分」のおすすめスポット紹介

台北にある「十分」という場所をご存知でしょうか?有名アニメの世界を彷彿とさせる「九份」は聞いたことがあっても、この「十分」という場所はもしかしたら初めて聞く人も多いかもしれませんね。今回は九份だけじゃない台北の観光都市の魅力、とりわけ十分について、台湾在住の筆者の観点から徹底解説していきます。

空飛ぶランタンに願いを…「十分」のおすすめスポット紹介

台北にある「十分」という場所をご存知でしょうか?有名アニメの世界を彷彿とさせる「九份」は聞いたことがあっても、この「十分」という場所はもしかしたら初めて聞く人も多いかもしれませんね。今回は九份だけじゃない台北の観光都市の魅力、とりわけ十分について、台湾在住の筆者の観点から徹底解説していきます。

公開日:2019/5/25

TripFever事務局

天燈上げの街「十分」

願いの行方

願いの行方

十分の一番の見所は、何と言っても「天燈上げ」です。台湾では昔から、天燈 (てんろう) と呼ばれる中国式ランタンに願いを込めて空へ飛ばす、という伝統がありました。そしてその天燈を上げる文化が、ここ十分で始まったと言われています。
天燈の起源としては18世紀の清朝の頃に遡ります。昔から十分一体は中国大陸からの移民が多く、それに伴い海賊に襲われることもあったようです。その度に村人たちは、遠くに避難する必要があったのです。しかしある日、1人の勇敢な若者が村に残り、海賊を見事撃退することに成功しました。海賊を撃退したとき、少年が遠くにいる村人たちに「帰ってきて大丈夫だよ」と知らせた、このときに天燈を用いたのが始まりだと言われています。

平渓天燈祭

1年に1度の平渓 (ぴんしー) 天燈祭は、毎年旧正月の15日に十分で開催されます。2020年は2月8日(土)に行われる予定です。
夜空に1回あたり約200もの天燈が打ち上げられ、夜空には幻想的な景色が広がります。「台湾といえばランタン」そう思っている方もいるかもしれませんね。天燈祭とよばれるお祭りは、台湾を代表するお祭りであり、年に1度の天燈祭は、日本人観光客を含め、多くの人で賑わっています。実施会場も年によって異なりますので、主催者ページでチェックするようにしてください。

平渓天燈祭に行けない人は?

その日に時間が取れれば問題ないですが、たいていの人は仕事や家庭で忙しいですよね。しかし心配する必要はありません。天燈の「打ち上げ体験」だけであれば、お祭りの日以外でも年中することが可能です。
十分駅を降りてすぐ、たくさんのレストランや打ち上げ用の天燈を売っているランタン屋が目に飛び込んできます。お店の営業時間には注意が必要です。天燈を売っているお店は朝10時から夜は遅くても7時までの所がほとんどです。平渓天燈祭のように、夜に飛ばしてみたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、確実に天燈を飛ばすためには、どんなに遅くても6時までには到着するのがよいでしょう。

台北駅からのアクセス

ネコの駅員さん?

ネコの駅員さん?

電車で行く

十分行くには電車を使うのが一番便利です。台北駅から台湾鉄道に乗って 約1時間で「瑞芳 (ずいほう) 駅」に到着します。そこからは平渓線というローカル線に乗り換えです。このローカル線に乗ると目の前の景色がどんどんどんどん緑色になっていき、山奥へと向かって行くことがわかります。30分ほどすると十分駅に到着します。乗り換えの際は「悠遊カード (Easy card)」を持っていると、1回1回券を買う必要がなく非常にスムーズとなるのでおすすめです。

バスで行く

あまり一般的ではないですがバスで行く方法もご紹介します。バスは、地下鉄 (MRT) の文湖線木柵 (もくさく) 駅から出ています。そこから平渓駅に乗車をし、その後ローカル線に乗り換えて十分へと向かいます。

タクシーで行く

乗り換えが面倒、ご年配の方や子供と一緒、という方はぜひタクシーを利用してください。料金は高くなりますが、1番時間もかからず、荷物を持たなくてよいので楽チンです。タクシーは台北駅でつかまえることができます。あらかじめ行き先を紙に書き、それを運転手に見せるのが一番スムーズです。

十分の楽しみ方

列車スレスレの十分の提灯上げ

列車スレスレの十分の提灯上げ

十分駅に着くと、駅前にはかなりの人とお店で賑わっています。天燈を飛ばす前に、まず腹ごしらえはいかがでしょうか。地元の食堂でゆったりとローカルフードを楽しみましょう。ご飯を食べたらいよいよ天燈です。
天燈は線路沿いに並んでいるランタン屋で買うことができます。天燈の色は約8種類あり、それぞれの色々に異なったご利益がありますので、ランタン屋さんで確認をしてみてくださいね。お店によって多少値段は異なりますが、約200台湾ドル (日本円で700円〜800円) です。自分のお好みの色の天燈を選んだら、次はペンで願い事を書きます。もちろん中国語で書く必要はありません。世界中の旅行者がそれぞれの言語で書いていますので、堂々と日本語で書きましょう!

天燈が用意できると、お店の人が天燈の内部に火をつけて、飛ばすのを手伝ってくれます。ランタンが飛んでいくのを見ながら自分の書いたお願い事を心の中で想い返してみてください。天燈を飛ばす前には、お店の人に記念撮影をしてもらうのも忘れないようにしましょう。

また天燈上げは線路の上で行われます。1時間に1回電車が通り、その時は線路のそばに待機をします。日本ではあまり見られない光景ですが十分ではみんなが線路を行き来しています。自分の横すれすれを電車が通るというのはスリルがありますし、電車好きにとってはたまらない光景かもしれませんね。

十分の気候

そうそう、人生は楽しまなきゃ!

そうそう、人生は楽しまなきゃ!

十分は典型的な山間部の天候のため、 天気が非常に変わりやすくなっています。昼は晴れていたのに、夕方になって急に雨風が強くなったというのはよくある話です。
服装に関してのアドバイスとしては、突然の天気の変化にも対応できる服装が好ましいです。午前中と午後の天気、どちらにも対応できるように、1枚多めにジャケットを持っていくことをおすすめします。雨風が強いとランタンは遠くへ飛ぶことができません。しかし大雨ではない限り、天燈を飛ばすことはできるのでそこは心配をする必要はないでしょう。

台湾版ナイアガラの滝「十分瀑布」

十分瀑布と虹

十分瀑布と虹

台湾版ナイアガラの滝「十分瀑布」

十分は天燈上げだけではありません。もう少し足を伸ばして行ってみたい場所、それは「十分瀑布」とよばれる大迫力の滝です。天燈上げをした十分駅から、歩いて約20〜30分です。
ナイアガラの滝ほどの勢いはないものの、台湾最大の落差を誇る十分瀑布はドドドっという音を立て、ものすごい迫力で水が流れていきます。 滝のある場所は十分瀑布公園となっており、遊歩道もあるので、マイナスイオンを感じながらゆっくりと散策を楽しむこともできます。

十分瀑布の吊り橋「静安橋」

十分瀑布から歩いて数分のところにある「静安橋」とよばれる吊り橋です。こちらはかなりスリリングな橋で、かなりの高さと予想以上の揺れで、高所恐怖症の方でなくても 物理的な怖さを感じてしまうほどでしょう。それでも吊り橋から望む景色は非常に綺麗で、台湾のローカルな暮らしが一望できます。高所に自信のある人はぜひ行ってみてください!

いかがでしたか?

台北はおすすめの観光地がたくさんあります。日本人にとって、十分は他の場所と比べ比較的知名度は落ちるものの、台湾のローカルな生活を垣間見えたり、伝統的な文化を体験することができる非常に魅力的な街だ、とお分かりいただけたのではないでしょうか。台北からのアクセスも良く、日帰り旅行も可能な十分。台湾に旅行をお考えの方、九份は行ったけど十分はまだ行ってないという方は、ぜひこの記事を参考に十分を訪れてみてくださいね。
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